2026/03/13
婚活に潜む「本末転倒」──幸せになるために始めたはずなのに
婚活をしていると、ふと感じる瞬間があります。
「自分は、何のために婚活をしているのだろうか」と。
本来、婚活の目的はとてもシンプルです。
一緒に安心して暮らせるパートナーと出会い、人生を豊かにすること。
ところが、真面目に取り組む人ほど、気づかぬうちに「本末転倒」に陥ってしまうことがあります。
今回は、婚活現場でよく見られる本末転倒の例を通して、婚活の本質を考えてみたいと思います。
条件を整えることが目的になってしまう婚活
婚活でよく耳にするのが、
「年収は〇〇万円以上」「身長は〇〇cm以上」「学歴は〇〇以上」といった条件です。
条件を持つこと自体は、決して悪いことではありません。
しかし、条件を一つひとつ積み上げていくうちに、条件を満たすこと自体が目的になってしまうケースがあります。
その結果、
•会っても心が動かない
•会話は成立するが楽しくない
•「悪くはないが決め手がない」
という状態が続きます。
これは、「幸せな結婚」という本来の目的を忘れ、「条件チェック」という手段が主役になってしまった、典型的な本末転倒です。
出会うことより、断る理由探しが上手くなる
婚活が長くなるほど、人は目が肥えていきます。
すると、相手の良い点よりも、
「ここが気になる」「ここが合わない」
という減点方式になりがちです。
・話し方が少し気になる
・服装が自分の好みではない
・価値観が完全一致ではない
本来、出会いは「知ること」から始まるはずです。
それなのに、出会う前から終わらせる理由を探してしまう。
これも婚活特有の本末転倒と言えるでしょう。
婚活疲れを恐れて、行動しなくなる矛盾
「もう傷つきたくない」
「期待して裏切られるのが怖い」
こうした気持ちは自然なものです。
しかし、疲れないようにと行動を控えすぎると、出会い自体が減ってしまいます。
婚活疲れを避けるために、婚活が進まない。
これほど皮肉な話はありません。
本当に大切なのは「条件」より「日常」
結婚は、特別な日の連続ではありません。
むしろ、何気ない日常の積み重ねです。
・一緒に食事をする
・今日あった出来事を話す
・体調を気遣い合う
こうした日常を「この人となら悪くない」と思えるかどうか。
ここを見失うと、婚活は簡単に本末転倒してしまいます。
婚活を「点」ではなく「生活の一部」に
婚活で成果を出す人に共通しているのは、
婚活を特別な勝負の場にしないことです。
うまくいかない日があっても、人生全体で見ればほんの一場面。
完璧な相手を探すより、
「一緒に不完全さを許し合える相手」を探す。
ここに立ち返ったとき、婚活は再び前に進み始めます。
まとめ:婚活で立ち止まったら、この問いを
もし婚活が苦しくなったら、ぜひ自分に問いかけてみてください。
「私は、条件を集めたいのか。人生を分かち合いたいのか。」
本末転倒に気づけた瞬間こそ、
婚活が本来の意味を取り戻すスタートラインなのかもしれません。

JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)
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